tapanta

考えたこと、詩、などを書く。

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

影としての存在

洞窟の比喩。イデア論には本物があるという強い信仰があるが、というよりも、似姿ばかりあるということのほうが本当だ。似姿を真実だと思いこむことが幻想であることは事実だが、それ以上に、本体を信じることのほうがより幻想的である。認知とは、似姿を似…

死と生について思うこと

昔から30くらいが死に目かなと思っていたが、その年齢を来年に控えて、自分の予感は正しかったのかもしれないと思うようになってきた。紆余曲折経て自分の死生観が固まってきたので、ここに書いておこうと思う。 論理的に考えて行くと、生というのは全然割に…