tapanta

考えたこと、詩、などを書く。

2019-01-01から1年間の記事一覧

自分、自分というときの自分、これは本当の自分ではない。 自分は、自分でないものにとらえられ、その基準の中で生きている。 生活の条件と生の条件との距離。 欲望さえもその基準に従えられるものとして願望へ変わり、その願望の中で求められる。 欲望が本…

2019.12.30-2 良い対象、悪い対象、統合

肯定と良い対象。否定と悪い対象。 良い対象と悪い対象が分裂しているということは、 良い対象に対する否定感や、悪い対象に対する肯定感を否認しているということだ。 良い対象は、例えば自らと乖離しているという事実において、 すでに悪いものとしての性…

2019.12.30 性関係と倒錯

今日から具体的に考え始める、孤独についてーーー 他者は存在しない。それは対象だ。 性関係は良い対象を想定するための土壌だ。 同時にそれは良い対象が悪い対象と関係を持っているという事実をめぐる倒錯の土壌だ。 実生活における「良さ」は、それが「悪…

19.12.29

今日は朝起きて夜寝るという世俗的なルーティンで過ごした。昨日一昨日と比べれば、今日は割合気分が晴れていた。 僕は最近感じる苦痛や苦悩を、けして直接的な孤独感として考えていなかった。 それでも、僕が感じている苦痛や苦悩をを本質的に言い表すとす…

19.12.28-3

生活する僕の前で容易にその姿を現す幾つかの謎。 その一つが対人関係が億劫さを伴うことの謎であり、 また、魅力的な女性という特権的他者が立ち現れることの謎である。 女性というものは、極めてしぶとい。 権威者の持つ権威というものが容易に失墜する、…

19.12.28-2

僕がすべきことがないと落ち込んでいるのは、世俗的な命令の射程の限界に落ち込んでいるということだ。 僕はコーヒーを一日4杯飲んでしまう。一杯飲むと、次の一杯が飲みたくなる。それはキリなく欲される。 乳房を吸い尽くそうとすること。この不安。 僕が…

19.12.28-1 億劫さについて

図書館へ行ったら、借りている本を延滞しているからカードが利用停止状態になっていた。 そのうち一枚のCDを紛失していることを思い出した。また億劫なことがひとつ。 1.私が求めているものは何か 権利は存在しない。行為は常に義務に支えられている。 義務…

はじめに

今僕がやっていること ブログを更新する モーツァルトを聴く ネットサーフィンする 今僕が悩んでいること することがない 人付き合いが恐い 生活が億劫 頼れるものがない

19.12.27-2

胃袋の中で渦巻く憂鬱がある種の吐き気のように僕を押している。 ああ。なんだろうこの1日は。憂鬱そのものの1日だ。 もうこの一週間は毎日眠たくて憂鬱だ。 生活における閉塞、このままではいけないという焦燥。 同時に、この状況を抜け出したどんな状況に…

19.12.27-1

午前二時半起床。ベッドの中でいろいろなことについて考えていた。 他者の語り、語りの前の語り。僕らはそれをついに、互いに聴くことがない。 しかも、それは自分自身についてさえ、である。 自分の語りでさえも、「表出された範囲での語り」でしか把握でき…

19.12.26

ハッピーエンドという悲劇。創作が創作という役割を果たすために、ハッピーエンドなどという形を取らなければならないという悲劇・・・。 昨日午後十時に起きて今までずっと起きている。 伏見稲荷を歩き回れるというゲームがSteamにある。 store.steampowere…

19.12.25

良くも悪くも無。夜ふかしして起きて、ずっと寝ていた。無。そうして過ぎた一日であった。

19.12.24-2

これは喩え話だけど、ゼロからやり直そうという気がしている。 明日は14時に起きなければならないから、今から眠れば七時間眠れる。 どうして未だ起きているかというと、自分でもその理由はよく分からない。 昨日まであれだけ僕を虐めていた抑うつはなんとな…

19.12.24

眠る前にふと思ったのだ。僕はゴミで、屑で、どうしようもない存在だと。 愛されることの考えられない存在なのだと。 愛されることへの欲望は捨てられないにしろ、基本的には、 愛されえないという前提で暮らしていけばよいのだと。 目が覚めてから、何もす…

19.12.23-2

目が覚めるような鬱病。苛立ち。もう死にたかった。 自分の顔が嫌い。自分の身体が嫌い。 だからもう外に出たくなかった。 ブログももう書きたくない、そういう一日だった。

19.12.23

それから午前一時に目を覚ました。 抑うつ的態勢は、それについて考えているうちに、 世界への否定感に変わり、そして攻撃的感情、つまり怒りに変わった。 クラインは抑うつ的態勢を理想としたが、それは全くもって理想論であり、 抑うつ的態勢というやつは…

19.12.22

けして慧眼などではない。フロイトの偶然が生んだ「リビドー備給」という言葉。それはこの世の諸価値がすべて、つまりそれに価値が見出されているという水準は必ず「転移」によって生じているということ。例えばタバコやコーヒー、音楽やスポーツだって。そ…

本当は価値のないものばかり 価値があってほしいと言う願望の彩り

僕の映画論

性的幻想について

性愛は不可避のものとしての否定的感情(憎悪)への唯一の答えだ。

19.12.21-3

愛はどうしようもなくエゴイズムを肯定する。どうしようもなく、しかしそれはエゴイズムの名の下で、あくまで性愛を否定する。 愛はどうしようのないほどの肯定である。否定を否定として現象させることがそこで要請されている。 否定を根拠にした肯定は許さ…

19.12.21-2

幼児性というのは愛の名の欠如そのものだ。 勿論それは偏在する性向だが、同時にそれは考えうる限り最大の病気である。幼児というものは愛を要求する点で病気だ。ゆえに非幼児的な価値の創造が要請されている。 逆に言えば、要求そこまでなのである。要求す…

19.12.21

しばらく僕の欲望の幼児性、またその不可能性への意識に苛まれ、ベッドの中で悶々としていた。 ブルックナー第7番を聴いて、あまり響かないから仕方なく第8番を聴いていた。昨夜から引き続く原因不明の胸焼け。しばらくそれを感じていたが収まってきてベッ…

愛について

詩は何重にも遅れてくる

(一) 箒の長い柄が眠れない夜の眼底を小突く。そのテンポが僕の目眩の周期に一致してくる。眠りとは違う眠りの到来。石油ストーブが墓石の匂いを吐き出しながらコトコト音を鳴らしている。立て掛けてある松葉杖二本のいやらしさ。僕は暖かさの隣で昨日の寒…

19-12-20

失われてしまったものと性対象との関係性。 それが汚れた感情?とんでもない・・・。 汚れているというのは性的接触の外傷性に由来するイメージだ・・・。 性的欲望、それは極めてナイーヴだ。壊れやすい、感じやすい。切ない。 理想的な関係が、それが男性…

19-12-19

前の記事を書いてから六時間。 ぼーっとしていた。 女の子の可愛さについて考えている。 可愛さ、それを自己像の問題と重ね合わせずに考えることはできないだろう。 ホモセクシャル。僕は寛容なインテリ共と違いそれに対して困惑する。 男性に生まれながら男…

19.12.18-2

起きてから六時間。何もやっていない。 その代わりに珈琲を四杯も飲んだ。 二日ぶりに風呂にも入った。 モーツァルトのシューベルト風の交響曲第三十八番。 その第二楽章。 抑圧的な楽曲の中でふっと美しい第二主題が現れて、かとおもうとすぐ消える。 ・・…

19.12.18-1

今日は午後六時に起きた。一度午前十時に面接不採用の電話が来てそれを逃さず取った。さて次は何のバイトに応募しようと考えているところだ。 人を嫌悪することの根拠に人の気持ちが分からないことの恐怖感があるのと同様に、人を愛すること、好きになること…

19.12.17-2

もう映画はしばらく見ないと思っていたが、ホドロフスキーのエルトポを見た。ニーアオートマタという評判の良いゲームをプレイしてみて、最初の三十分で余りの程度の低さに驚いたからだ。映画がどれだけマシな娯楽か思い知って観る気にもなった。 最初の三分…