tapanta

考えたこと、詩、などを書く。

自分、自分というときの自分、これは本当の自分ではない。

自分は、自分でないものにとらえられ、その基準の中で生きている。

生活の条件と生の条件との距離。

欲望さえもその基準に従えられるものとして願望へ変わり、その願望の中で求められる。

 

欲望が本来志向しているもの、自分という意識が本来そうであるべきはずのもの。

つまり「それ」はけして小さな他者ではない。つまり欲望の対象は小さな他者ではない。

それは願望の対象として「規範化」された対象である。