2022-08-21 インマゼールのモーツァルト 日記 インマゼールのモーツァルトは妙だ、モーツァルトなのに熱い。 K.533-494のような楽曲ではその情熱がより如実に現れている。 最初の二楽章と、幾分(様式的に)素朴すぎるロンドの取り合わせがいささか不評なこの楽曲だけども、インマゼールの演奏で聴くと、熱くて、心を撃つようだ。 しかも素朴なロンドが、不思議にも、もっとも迫力を持って迫ってくるようだ。 モーツァルトの交響曲第39番なんかも素晴らしいし、どうしてこんなに有名な演奏家、指揮者を今日まで避けてきたのか理由をおぼえていないのだが、最近ふと聞いてみて良さに驚いている。