tapanta

考えたこと、詩、などを書く。

2019.12.30 性関係と倒錯

今日から具体的に考え始める、孤独についてーーー

他者は存在しない。それは対象だ。

性関係は良い対象を想定するための土壌だ。

同時にそれは良い対象が悪い対象と関係を持っているという事実をめぐる倒錯の土壌だ。

実生活における「良さ」は、それが「悪性」を持っているという水準では維持されない。

しかし性的関係において、例えば恋する人が排便をするという「悪しき」事実は、

それをひっくるめて「良い」ものへと転化されることになる。

性関係は、その本来的な良さでなく、まずこの倒錯をその第一義とする関係である。

 

男性における女性との女性性における競争、女性への羨望。

女性を破壊したいと望むこと。

男性的役割、女性的役割への羨望。