tapanta

考えたこと、詩、などを書く。

アチャン・チャー法話集第三巻を読んだ

 徹夜して辛ラーメンを食べてから寝るつもりが、昨日の分のブログを書き終えた午前4時頃、第三巻を読みながら、うつらうつらして、そのまま寝てしまい、正午になってようやく起き出した。

 煎餅二つに、茶碗一杯の白飯としじみ汁を食べたが、腸が張って苦しく、それから一時間後に、すべて出し切るまで体調が悪かった。その後、アチャン・チャー法話集第三巻を読みつつ、部屋の整理をした。パソコン内のデータも何もかもいらない気がしてきて、パソコンそのものを一度リセットしてしまった。だから今PCにはブラウザ他数少ないソフトしか入っていない。

 夕方、猫の添い寝をしていて一時間ほど昼寝をした。目が覚めるとちょうど晩飯の時間で、牛すじと大根の煮込み、サーモンの刺し身、白飯を食べた。日付が変わったころようやく、第三巻を一通り読み終えた。

 

 

 第三巻、智慧への道は、第一巻と第二巻がそれぞれ、戒律と瞑想をテーマにしていたのに対し、総合的で、章ごとに種々の異なった切り口で語られていて、ひとまず残りをかき集めたといった感じである。

 どんなことも結局は、この「現象をつくりだす心」に戻ります。(p.195)

  ところで、日本で原始仏教に触れるとなると、中村元訳の原始仏典あたりということになるが、何も知らないものが、原始仏典をそのまま咀嚼して飲み込むのは無理である。というよりも、無理なのだということを、今回この三巻に触れて初めて知った。

 アチャン・チャーという人の語り口を通して読むと、今までに読んできたものとは同じ思想なのだとはとても信じられないほど核心的で、そして何より読みやすい。

 

 この世の中の法はすべて、「無常」というこのひとつの教えに含めることができます。……すべては無常であり、不確実です。心がどんなに確かなものを欲しても、「確かなものはない」と心に言ってください。……「永続する確かなものはない」と見ることによって、苦しみはすべて終わるのです。(p.220-224)

 今回はこの全三巻をざっと読んだだけで、これからまた読み直さないといけない。

 

 

 寝る前に、自分の現状をかえりみていた。倉庫のバイトを始めるか、ハローワークで仕事を探すか、といったことを考え始めた。それから、口の中に無数の虫歯があり、治療を放棄、というより、否認していたため、近いうちに治療を受けようと覚悟を決めた。