tapanta

考えたこと、詩、などを書く。

睡眠欲とのたたかい

 昨日から十八時間寝て、午後三時にようやく起きた。暑さが尋常でない。今の僕にある最大の問題は、何より睡眠欲というものを御することにあった。

 元来強かった性欲と食欲は、うまく御することができた。仏教の肝要は善行為を為すことではなく、まず悪行為をやめることにある。その意味合いで、今すべきことは何をするかというよりもまず、睡眠欲を御するということに絞られる。

  性欲と食欲と同じくらい、睡眠欲は苦しみを持ってくることに、ここ数日でようやく気がついた。睡眠欲がなく、目が冴えた状態で心を落ち着かせているならば、苦しみはない。酒を飲んではいけない、というのも、結局はこの眠気というものが苦しみをもたらすものに他ならないからだ。

 これからは、食欲、性欲、睡眠欲、そして、名誉欲 、財欲に気をつけて生きよう。 これらを捨ててなお、苦しみが心を訪れるならば、また別のものを加えて捨てなければいけないということである。ただそれだけのこと。

 明日からは、午前0時に寝て、午前6時に起きるというライフサイクルを続けてみようと思う。うまくいかなくても、がっかりしない。何事も不確実で、あてにならない。

 今日は、アーチャン・チャーの「無常の教え」を半分読んだ。その後、「スラム街の天国の庭」を見た。切ない話だった。午前三時に寝た。アラームは午前六時にセットした。