tapanta

考えたこと、詩、などを書く。

2019-11-10から1日間の記事一覧

不安

恋は想像的なものである。というのは、それを支えるものが直接的な意味で不安であることを意味している。露骨に言うならば生の不安が性の不安に転嫁される。でもそれは本当にそうなのだろうか?恋している人はその不安は、恋における直接的な不安と認知する…

小さな詩

青い魚は君の中から逃げていったよ 抜け殻のように君を残していったけど 君は生まれたままのきれいな身体だったんだ 貝殻は魚についていつでも悪く言っていたけれど みんなが夢中になるのも仕方なかったのさ 海水魚らしい図太さが人を不安にさせるのに 淡水…

疎外が残っている

Τέλος 僕はじわりじわりとにじりよるそれの影に気がついている。生、それは希望をもはや残さないということ。「現在の窮地から抜け出す術はないと言わざるを得ません。」[1]「私はそれについて知りたくない」[2]「思出の片隅でじっとしていればよいのに」[3]…