tapanta

考えたこと、詩、などを書く。

無題

 今朝は午前四時半に猫のにゃあにゃあに起こされた。午前五時ごろ餌をやり、午前六時ごろまた寝た。それから昨日読み始めた「日本近代史を学ぶための文語文入門」をうつらうつらしながら読み進めた。半分ほど読んで、休憩。お茶を飲みながら、瞑想について、自分なりに実践的に学んだことを書いている(この日記に付録)。特に理由もないのだが、今日は朝飯も昼飯も食べず、400mlほどの日本茶だけ飲んだ。

 午後も「文語文入門」を読んでいた。文語文というものは、漢文書き下し文を基礎としているけれど、口語が混ざったり、造語が混ざったり、いろいろな文法的混乱のなかで書かれた文章なのだということがわかる。勉強が苦手で、ネットサーフィンなど挟みながらではあるが、夜までかけて、ひとまず一通り読み終わった、ほぼ記憶できていないので、明日また再読し、図書館へ返す前にも、もう一度、合計三回再読しようという計画だ。

 晩飯には冷凍餃子6つと中華スープ、ご飯二杯を食べた。コロナワクチン接種について郵便が来ていた。食後は本も読まずぼーっと絵を描いていた。映像の世紀を見たいと思いつつ見ていない。明日も文語文入門を読み直すことだけ目標にしていこう。そろそろ、社会復帰への足がかり代わりに日雇いのバイトをしようかなと思っている。午前1時半にようやくベッドに向かった。

 

 

 今日はNMLを利用して幾つかの録音のスクリャービン交響曲第五番を聴いたが、こんな駄曲だったかとおどろいた。ブーレーズ指揮の録音だけはまずまず聴けるが、この曲を聴くくらいならシベリウス第七番でも聴いていたほうがいい……。

 話はそれるが、V.A. ペトラーリというオルガン作曲家を知っているだろうか。僕自身ついこの間、ブリリアントクラシックスYoutubeチャンネルを見ていて知った。素朴な歌心に溢れて、それでいて軽薄でなく、さながらイタリアのパッヘルベルである。NMLにはその不遇にも埋もれてしまった作曲家の、現状確認できたすべての録音が含まれていて驚いた。このサービスはメジャー作曲家を多く聴くものよりも、マイナー作曲家を追うものにより恩恵があるらしい。図書館利用者なら無料、月額会員なら月2000円だが、それでも安すぎると驚きを禁じえない。

 

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 去年のちょうど今ごろ、三千円で買ったスマートバンド(Huawei Honorband)を、しばらく放置してあったが、最近は毎日身に着けている。心拍数や歩数が測れたところでどうでもいいが、睡眠時間が何時間何分であったのか正確に知ることができるのと、アラームを手首への振動で伝えてくれるのが大変素晴らしい。特に目覚ましアラームは、音で聴くのより快適で、それに起きやすい。