tapanta

考えたこと、詩、などを書く。

書く

 昨日は丸一日寝ていた。比喩ではなく、午前七時頃に一度目が覚めたのだが、何もやることないし今日は寝る日にしようかと腹を決め、文字通りそれから24時間寝て、起きたのは翌日の朝七時であった。結果として34時間近く寝たことになる。朝起きたら身体や頭の痛みが酷かった。食パン二枚に焼いた卵二個を挟んでマヨネーズと塩コショウをかけるいつもの朝食だったが、食べている途中で吐きそうになった。熱いシャワーを浴びたら、血行がよくなったからか、身体の痛みも頭の痛みも徐に良くなってきた。

 今日も今日でやることがない。4日前にプレイしていたMount&Blade2は、旧作のMount&Bladeをリファインした感じの出来で、良くも悪くも「そのまま」だった。二日間にかけて結構楽しくプレイしていたが、味方の舞台に随行していたら、味方AIのアホみたいな作戦によって自軍が壊滅し、兵隊の数が0になったところでアホらしくなって削除してしまった。セーブデータはクラウドに保存されていると思うが、再インストールする気になれない。

 結局、今朝はYoutubeを見て朝の時間を潰した。昼飯に辛ラーメンを食べた。最近は寒くなってきたこともあり、三食ちゃんと食べるようにしている。コーヒーは食欲を抑えるらしいから、食前に飲まないようにしている。

 午後もやることがないなあ(厳密にはいくらでもあるのだが、どうにもやる気になれない)と思いながらだらーっと過ごしていたが、ふとこのブログのことを思い出して過去の記事を読み返していた。

 元来僕は書くのが好きで、些細な出来事があるたびになにか書いていたのだが最近は考えることもあまりしなくなったし、外に出かけることもなければ出来事もないので、何も書かなくなっていた。書く習慣が抜け落ちてからは、書くべきことがあるときにももはや書かなくなる。これではまずいなあと再考したのが今日だった。

 詩を書くのも、今年のはじめ頃に、これっきりで辞めようと思ったのだが、6月ごろにしれっと再開して、孤独に書き溜めていた。

光が死んで風になる
風が死んで海になる
海が死んで砂になる
砂が死んで影になる

小さな灯台
灯台よりも小さな月
昼間のように明るい喫茶店
人のように長居する影

そして、窓を通る
あまりに無数の視線
もし神様がいたならば
こんなに視線が溢れているはずがない

("euthanasia" 2022-08-13)

 

 何かを書くのはおもしろい。読者を得ていないのは残念なのだが、また今日からいろいろなことを書き、あるいは書くために、生活をすこしはアクティブにしようかと目論んでいる。