tapanta

考えたこと、詩、などを書く。

 先週末書いた散文詩は4篇でワンセット、合計8000文字の大作だ。内容は恋について、片思い、倦怠、別れ、その後になっている。恋についてなのに肝心の恋愛シーンがないが、僕にとって恋愛の本質は片思いであり、あるいは多少の倦怠をどう暮らすかという問題であり、ラブラブというのはある種片想いのすれ違いの領域の問題なので、それは片想いについてちゃんと書けば避けられる領域なのだ。

 その4篇をいつもどおり詩のサイトに投下してオサラバのつもりだったが、一度投稿したあとすぐに思い直して削除した。なんだか今回は上手く書けた気がして、詩誌に投稿する気になった。投稿する価値のある詩誌など「手帖」しかないから、もちろんそこだ。一度印刷してみたらなぜか一行28字詰めになっていてかなりインクを無駄にした。やっぱりLibreOfficeで作業すべきではない。Microsoft Officeで20字詰めにして再印刷したら13枚になり手にずっしりときた。50gを超えたから定形外で140円かかる。それでも、一月140円。なんて安い趣味。しかも選評が発表される十二月末まで、有り難くはないが、楽しめるのだ。4篇をまとめて一つの詩ということにして、題名は直球で「恋についての四つの詩」である。同時に、先週あたりに過去に書いた詩を一冊の本にしたが、載せきれなかった分と今回書いたこの4篇をもう一冊にして製本しようと思っている。試しにPDFを作ったら140ページになった。近頃はなんとなく精算の気分である。バイトもやめたことだし。

 このブログを始めてまだ二週間。バイトを始めてまだ一ヶ月。映画の学校に通ってちょうど二ヶ月。あまりに遠い昔のように感じられるのは、僕の若さを意味しているのだろうか。

 今僕の年齢を省みてもとても若いとは思えないのだが、数年前の年齢を思うとあまりに若いような気がする。